「何か資格の勉強でもしよう」

 

ぐらいの軽い気持ちで簿記の勉強を始めたのですが、1ヶ月半の勉強期間で無事に簿記2級・3級を取ることができました。

 

簿記はビジネスをしている人にとっても基本的な知識ですし、大学生にしても、転職を考えている人にとっても「とってて損はない」資格です。

 

なぜそう言い切れるのか。

 

これを読んでいるあなたはこんな事実をご存知ですか?

出典:https://job.career-tasu.jp/2018/guide/study/ranking/

これは2018年卒の日本の学生が選んだ「就職したい企業」ランキングです。メガバンク、2大航空企業だけで上位5位が埋まり、ついでメーカー系、商社などが続いています。

日本の学生は「大手」志向であることがわかります。

 

ついでこちらのランキングをご覧ください。

引用:https://universumglobal.com/rankings/world/student/2017/business/

これは「世界」の学生が就職したい企業の人気ランキングです。GoogleにApple、MicrosoftといったIT企業がトップ。そしてついで世界最大手の投資銀行グループであるゴールドマンサックスとJ.P.モルガンが並んでいます。

注目して欲しいのは、ランキング4、5、6、9位の企業。皆さん、知っていますか?

実はこれ、全部会計事務所。

実はアメリカをはじめとする欧米では、ビジネスマンが会計の知識を持っているのは「当たり前」なのです。その知識を生かすべく、会計事務所に入り、さらに世界各地に拠点を持っていますから、彼らは世界中で会計士として活動しているのです。

 

実は日本ではそれほど重視されていない会計の知識ですが、世界に目を向ければその必要性は明らかです。

 

会計の基本知識は「簿記」です。そう、簿記ができなければ会計のことなんて全くわかりません。いえ、正確にいうと理解が難しくなります。会計の理論は簿記ありきなのです。

 

ただ、簿記は、僕が1ヶ月半で2級まで取得できたようにめちゃくちゃ簡単な資格です。

 

 

「はいはい。簡単簡単って聞き飽きたよ。」

 

 

と思ったことでしょう。

それはこれから僕が書く、「簿記2級まで1ヶ月半で合格する方法」を読んでからにしてください。

やって来たことを惜しみなくお伝えしようと思います。

 

 

1ヶ月半で簿記初学者が簿記2級をとった具体的な方法。

なんで簿記の勉強を始めたのか?

まずは証拠ということで、簿記の試験の結果です。

【2級】

【3級】

僕が簿記の勉強を始めたのが2017年10月3日。「福岡から東京までサドルなしの自転車旅」という企画を終えたのち、「(休学中で時間もあるし、)とりあえず何か勉強したい!」とおもって決めたのが簿記でした。

 

僕が簿記を選んだ理由は、「みんなやらないから。」です。

 

会計なんかの世界でよく言われるのは「機械が計算してくれるからやらなくていいじゃん」という決め文句。

 

でも、機械が勝手に財務諸表を書いてくれても、それが何を意味しているかなんてわかるわけがありません。財務諸表を見たことない方はこちらを見てみて下さい。(→トヨタ自動車の財務諸表

 

パッと財務諸表を見ただけでは何もわからないと思います。でも、会社の財務諸表がわかるとより会社の経営に携われることができるのです。

会計には例えば「管理会計」という分野があるのですが、財務諸表を読むことができる人のみが会社のお金を動かすことができます。原価管理や、責任会計といった考え方など、経営に関係する考え方も全て会計の考え方です。

 

それなのに、日本人は会計を学ぼうとしなくなっています。

公認会計士試験の受験者数の推移を見て下さい。

 

数年前の2分の1以下まで受験者数が減ってしまいました。これはむしろチャンスです。

 

「世間の人が会計以外に目を向けている間に、ビジネスの基本中の基本である会計の基礎・簿記を学んでしまおう!」

というのが僕が簿記を勉強し始めたきっかけです。

きっかけはなんでもいいと思います。だって簿記2級を取るぐらいだったら人生かかっているようなことでもないですし、勉強時間もそれほど取らないので「とりあえず受けとくか」というぐらいのテンションでも全く問題ないと思います。

 

それでは、前置きはこれぐらいにして具体的に勉強方法について説明して行きます。

 

僕が簿記の勉強で使ったテキスト

使ったテキストは全部で6冊。これだけです。予想問題集や過去問などは一切使っていません。

いろんなテキストがありますが、正直どれを使っても合格する人は出てくるのでどのテキストを使ってもいいと思っていますが、

僕は文字ばっかり読むのが苦痛だったので、イラストでわかりやすく、なおかつ細かい論点に分けて説明されていた「スッキリわかる」シリーズに決めました。

特に論点がはっきりとしているのが本当にオススメです。

1つ1つ論点を分けて説明しているのは本当に理解の助けになります。論点をごちゃ混ぜにしていると、自分がどんな論点が苦手か全くわかりませんから、「スッキリわかる」シリーズぐらい論点が分けられている方が勉強する上ではとてもいいと思います。

 

 

簿記の勉強はこうやってするんだ!!テキストの使い方

次にテキストの使い方です。ここでは完全に「スッキリわかる」シリーズを想定して説明を続けますが、どのテキストでも勉強法でも応用できると思うので参考にして見て下さい。

また、「スッキリわかる」シリーズで勉強しよう!という方は早速買ってしまいましょう。

 

テキストの勉強は基本的に「スッキリわかる」シリーズで分けられている「章」ごとに勉強していきます。章全体で何のために仕訳をしているのか、どういう論点があるのかを俯瞰で見たのち、細かい論点を見ていきます。

スッキリわかるシリーズでは必ず例題があるので、まずはその例題を確実に「理解」することに集中します。

 

1つ1つの論点を全て抑え、1章分が終わったらテキストの最後に乗っている問題を解きましょう。それで1回分の勉強は終わり。次の章に進みましょう。

 

注意点は問題の取り扱い方。問題は一回解いたら解きっぱなしではいけません。後ろの問題を解いていたら間違える問題が出てくると思います。

間違えた問題をどう扱うかでその後の定着度がかなり変わります。

例えば僕の場合は間違った問題には「付箋」を貼ったり「星マーク」をつけたりして再度解くときに「何ができなかったか」をわかるようにメモを残しておきました。

再度解くとき、何に注意すればいいのか、何で間違えたのかがはっきりとわかるのでしっかりと定着します。

 

ちなみに解く回数は2、3回で十分です。できない論点は5回以上は解く必要があると思いますが、1ヶ月半で3級と2級の範囲全てを終えるには2回ぐらいがいいと思います。毎日3時間以上も勉強したくないと思いますから笑笑

とはいえ2級3級は「仕訳」の問題が中心なので何度も解く必要はあります。簿記において仕訳は基本中の基本ですから、仕訳ができないのは致命的です。

 

いや、解くというより、「イメージする」ですね。

例えば教科書や問題を見ていて、こういう問題がパッと目に入ったとします。

 

「A株式会社はB株式会社から商品100万円分の注文を受け、内金として20万円を現金で受け取った」

という問題を見て、すぐに

(借方) 現 金 200000  (貸方) 前受金 200000

と仕訳がパッと出てくるようになリましょう。

 

試験ではスピードと正確性がかなり大事です。(何事においてでもですが)

簿記の勉強を始めたてはケアレスミスが半端なく多いので、本番の試験では2回以上解けるぐらいの余裕が必要です。(慣れればケアレスミスはほとんどなくなります。)

 

ちなみに以下は簿記2級本番試験での僕の問題用紙です。

最初に問題用紙でババーっと解いて、2回目解くときは計算用紙に全ての仕訳を綺麗に書いて最終確認してました。1回の試験でこれだけの仕訳+計算を行いますので、スピードはやっぱり必要です。

 

繰り返しますが、問題を解くときは「書く」のもありですが、「イメージできる」ことがとても重要です。「スッキリわかる」のテキストに乗っている問題のほとんどは仕訳の問題ですので、テキストを勉強した後はひたすら後ろの問題をみて即座に仕訳をイメージできるようにしましょう。

 

 

簿記2級まで取得するのに必要な勉強時間は?

これは人それぞれなので本当に断定できませんが、参考でいえば僕は120時間なかったぐらいです。(スタディプラスでデータ取っていたのに別途会計士の勉強で使うために一回退会してしまいました…orz。ここは信憑性ないデータになってしまい申し訳ないです)

 

勉強量のボリュームでいえば

3級<2級工業簿記<2級商業簿記

の順に勉強量が多かったです。

 

3級はあっさり終わらせてしまいましょう。基本中の基本ですし、2級も3級の知識を前提にしていますので何度も確認取れますし、やっぱり仕訳は「慣れ」の要素が強いです。理解してしまったらすぐに2級に移りましょう。もちろん理解していることが前提ですが

 

個人的に苦戦したのは工業簿記の方でした。

工業簿記は「原価管理」という視点で簿記の処理を行っていくのですが、なかなか慣れなかったです。商業簿記とは全く違う処理の仕方をしていきますので、「理解」を重点的に行うことをお勧めします。

 

内容のボリュームでいえば商業簿記2級の方が多いのですが、内容の複雑さだったり本当の難しさでいえば工業簿記の方が厳しいと思います。

僕は2週間しか工業簿記の勉強をしなかったので、ちょっと勉強不足感が否めなかったです。

 

ただ、配点的には商業簿記の方が多いので合格だけを目指すのであれば勉強量は半々ぐらいでいいと思います。

ちなみに「問題演習」みたいなことは一回もやっていません。それこそ問題集に付いていた「模擬試験」を解く以外は解けなかった問題を解くことを中心にやっていましたね。

 

 

 

簿記本番試験。本番対策はどうした?

本番対策はテキストと問題集に付いていた「模擬試験」だけしか解いていません。

3級は3回分。2級は5回分解きましたが、あんまり回数解いても変わらないと思います。

左が3級問題集の模擬試験3回分。右が2級問題集の模擬試験5回分。点数もそのまんまお見せしますw

90点超えるとケアレスミスか細かい論点のところを間違えるのですが、80点以下の時は苦手な論点が出た時。僕の場合はそれが顕著に現れていたので復習しやすかったです。

 

ちなみに本番通りに解いていたかというと、それは全くやっていませんw

本番では「1時間以内に2回解く」を目標としていたので僕は40分で解いていました。解いたらすぐに答え合わせ。正確性も同時に求めていましたので。

 

ただ、これ以上に試験問題は解いていません。

ただひたすら、こんな感じで問題集の苦手なところを何回も解いただけです。

 

ちなみにこの問題集は本番の試験よりも難しい問題が多いのでおすすめです。基本と応用・細かい論点を合わせて1つの問題にしてくれていますのでとてもよかったと思います。(正直解答・解説が少ない問題もありますがwそれはどの問題集もそうでしょうね…)

問題集はこれしか解いたことないのですが、本番直前もこの問題集の「間違えたことのある問題だけ」解いていました。このおかげで本番の方が簡単のように感じました。(僕が受けた試験は合格率20%を切っていましたが、テキストの問題と問題集の問題が完璧に理解してできるようになれば全然楽勝で合格できます。本音を言うとなんでそんなに合格率が低いのか全くわかりません。基礎問題が完璧で、問題集の問題が全部が解ければ高い確率で合格できます。)

 

 

簿記2級を取るために。まとめ

いかがでしたか?1ヶ月半で簿記2級を取るために、僕が考える必要なエッセンスは

  • テキストの理解と問題集の反復
  • 仕訳する回数を増やす(イメージするだけでOK)
  • それほど勉強時間は必要ない
  • 間違えた問題にどう向き合うかが重要

の4つです。

とにかく仕訳の回数を重ねること。そして苦手なところこそ解く回数をもっと重ねることが重要です。

 

ざっくりと書いていきましたが、何か簿記の勉強に関して質問などがありましたらお気軽にお問い合わせしていただいても結構ですよー!

簿記の試験を受ける皆さん、頑張ってください!僕は会計士の勉強頑張りますw

 

 

もしくは下のライン@からでも簿記の質問待ってます!!問題の質問なども大歓迎!!(配信はコーヒーの話か僕のイベントや活動報告が多いけれどw)

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