コーヒー豆の鮮度を体感する!人形町でコーヒーイベントをしてきました。

「新鮮なコーヒーは美味しい。」

ちょっとコーヒーに詳しい人はもちろん、コーヒーが好きな人でもこの言葉は聞いたことがあると思います。

コーヒーの鮮度の良し悪しはコーヒーの味そのものに影響します。新鮮なコーヒーはそのコーヒー豆の独特な酸味の風味がし、ちょっと時間の経ったコーヒー豆はその香りや酸味を失っている…

しかしながら、普段コーヒーを飲んでいる僕の実感としては「コーヒー豆の鮮度とコーヒーを飲む人の嗜好は必ずしも一致しないのでは??」と思ったのです。

 

というわけで!今回は利きコーヒーイベントとして銘を打ち、実際に新鮮なコーヒー=自分の好きなコーヒーという方程式が正しいのかどうかを探ってきました!

 

イベント内容<コーヒー豆の鮮度に関する講義>

ここでは実際のイベントで話した内容の一部を公開します!ちょっと専門的な内容であり、難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんので飛ばしていただいても結構です。笑

 

 

それでは!ちょっと難しいかもしれませんが、コーヒー豆の鮮度に関して学びたい!という方はまずは以下の質問について考えてみてください!

 

 

おそらく自分でコーヒーを淹れる人であれば以下の写真を思い浮かべる人が多いと思います。

 

みんな大好きコーヒードーム!

これはコーヒー豆が新鮮であればあるほど出てきます!理由は以下!

コーヒードームが発生する理由

コーヒードームが発生する原因はコーヒー豆が「多孔質」だからです。「多孔質」というとちょっとわかりにくいかもしれませんが、簡単にいうと「中身に穴がたくさん空いていてスカスカ」であることを指します。

コーヒー豆を焙煎すると、このスカスカの穴に「炭酸ガス」がたまります。炭酸ガスは時間の経過とともにCO2として放出されるのですが、コーヒーを淹れるとそのスカスカの穴に水が入り込み、炭酸ガスが押し出されるのです。

つまり、炭酸ガスがたくさん入っている状態(焙煎したて=新鮮なコーヒー豆)で水が入り込むと、その分だけCO2が放出される=コーヒードームができる

のです!!

 

 

コーヒーの鮮度に関してネットで探してみると、実際に海外の情報サイト「INSIDER」でも言及されていました。

以下は英語の文章なので和訳したものを以下に書きます!

あなたが飲んでいるコーヒーはもしかしたら賞味期限が切れているかもしれない。なぜならー

  • コーヒー豆の鮮度は焙煎されてから7〜10日間しか持たない
  • なぜならコーヒー豆は二酸化炭素を放出し、その結果酸化が進みコーヒーの風味やカフェインを失うから
  • 大型チェーン店で小売されているコーヒー豆のほとんどは1ヶ月間放置されている
  • あなたが飲んでいるコーヒーが新鮮か見分けるには、(エスプレッソの)層をみるか、クレマをみるといい

 

コーヒー豆の鮮度に関してはいろんなコーヒーチェーン店でも言及されています。それは以下。

みんなが知っているスターバックスも、そして僕の大好きなブルーボトルもコーヒー豆の鮮度にこだわっていることがわかると思います。

 

 

ただ、僕の実感ですが、コーヒー豆の鮮度に関しては以下のような特徴というか、傾向があるように思います。

浅煎りのコーヒー豆を買って2週間後に飲んでも美味しいのですが、深煎りのコーヒー豆を買って2週間後に飲むと、それはそれは美味しくないコーヒーになるのです。

 

 

それもそのはず。コーヒー豆の酸味や風味と焙煎の進行度には以下のグラフのような関係があるのです。

焙煎が進んでいれば進んでいるほどコーヒー豆の持つ独特な酸味や香りはなくなり、一方焙煎の風味(苦さ)は進む一方。

これは焙煎した後のコーヒー豆についてもある程度は当てはまると僕は思っています。つまり、焙煎されたコーヒー豆が焙煎されてから日にちが経てばたつほどそのコーヒー独特の酸味と香りは失い、焙煎度合いは進まなくとも変な酸っぱさを感じるようになるということです。

 

 

ということはやっぱり鮮度の高いコーヒー豆が美味しいのではないか??

ということでコーヒー豆の保存方法についても以下で解説しています!気になる方は参考にしてください。

 

 

イベントの様子

難しい話はここまでにして、イベントの様子を公開します!

参加してくださった皆さんには

  1. 焙煎してから30日後
  2. 焙煎してから15日後
  3. 焙煎してから2日後

の3種類のコーヒーを飲み比べていただきました!

 

講義内容も、難しくなりすぎないように話し

 

コーヒードームの違いも間近で見てもらいました。

 

そして飲み比べてもらい…

 

利きコーヒー!(3種類の中から自分が飲んだと思うコーヒーを挙手制で当てるゲーム!)

 

そして利きコーヒーの正解者にはブルーボトル教のフランシスコ・ザビエルからのプレゼントが!(中身は正解者と僕のみぞ知る…)

 

最後は会場を貸していただいたランコントレ・トントさんからのガトーショコラ!

 

みんなで美味しくいただきました。

 

 

まとめ

今回のイベント参加者に「焙煎から30日後、焙煎から15日後、焙煎から2日後のどれが一番美味しかったのか」聞いて見ました。

結果、2日後が一番多かったのですが15日後が美味しいという方もいらっしゃいました。僕自身も15日後が一番好きでした。

 

そして、3種類飲んだ感想を参加者に聞いてみたのですが、

「3種類それぞれに特徴があって美味しかった。一概に新鮮なコーヒーが美味しいとは言えないなと思った。」

という声が多数でした。僕もそう思います。

 

これを読んでいるあなたも、「新鮮なコーヒー=美味しい」という概念を取っ払って、たまには焙煎してから時間の経ったコーヒーを飲んでみるのもいいですね!

 

 

場所提供:ランコントレ・トント

写真:中嶋 桃子@mmk_nakajima

協力:うるぞー@rio_uruma、ユータロー@ywtarov