自分の生き方に自惚れていた

「なんて楽しいんだ。これ以外の生き方なんてない。」

数日前までの僕はこう思っていました。

 

好きなコーヒーをやって、好きな仕事もできて、フリーランスの仕事もやって、好きなタイミングで飲みにいけて、好きな人と付き合って…

 

毎日が楽しい。刺激は正直、東京から福岡に来て減ったけれどなんとなく「自由」だった生活が僕は楽しかった。

 

 

でも、大事なことを忘れていた。それは、「生きていく」ことに対しての意識だ。

 

そもそも稼ぎが少ない

僕は東京から大学を辞める予定で福岡に来た。で、日本チャンピオンのいるカフェでバリスタ修行をしようと決めていた。

けれど、面接に落ちた。

 

だから

「次の募集があるまではフリーランスとしてやっていこう。」

なんて思っていた。これが僕なりの生き方だった。

稼ぎは少ない。現時点で収益は13万円。マジでギリギリの生活をしていた。(けれどパソコンぶっ壊れて急に27万吹っ飛んだ 🙂 )

 

 

こんなギリギリで、先の見えない生活を僕は送っていた。

「先は見えないけれど、誰も先のことなんてわからない。」なんて思っていたから、僕はこの生活になんの疑問もなかった。

生きていけるかどうか、という問題に関して無関心だった。

 

「多様性?」「好きなことをして生きていく?」

そう、僕がぶち当たった問題は「食っていける仕事をやっているのかどうか」だ。

ただ、食える仕事をやっているわけではなかったけれど、僕は誰も経験していない人生を歩んでいるとは胸を張って言える。

 

東京の府中駅の路上でコーヒースタンドをたて、出張バリスタというものをはじめ、クラウドファンディングで日本全国回ってコーヒー淹れてイベントして、休学しながらコーヒー淹れていろんな出会いがあって、大学を辞める予定で福岡のカフェの面接受けて落ちて…

みたいなことは誰もやっていない。

全部僕が好きでやっていたことだったけれど、その先に僕は「正解」があるような気がしてた。そして、そんな「オンリーワンな人生」をなんとなく誇らしく思っていた。

 

 

だけど、「好きなことをやる」「みんな違ってみんないい」みたいな考えは違うんじゃないかなと最近思うようになった。

 

理由は、「問題の難しさ」と「正解は確実に存在する」ということだ。

 

人生にある程度の正解はあって、難易度もある

人生をゲームにたとえようと思う。

ゲームには「課題」があって、それをクリアするのが僕たちの役目だ。そして、その課題には必ず「難易度」がある。

 

課題の難易度は、人の人生それぞれだ。例えばある人にとって「公務員になる」ことが課題ならば、それは難易度はそれほど高くないはずだ。ある人の「メジャーリーガになる」という課題と並べたら、99.9%の人は「公務員になる方が簡単だ」というと思う。

その話がしたい。

 

夢は人それぞれだろうけれど、その夢には「難易度」がある。めちゃくちゃ失礼な話かもしれないけれど、それは真理だと思う。

 

医者になるのと、病院の受付になるのはどっちが簡単か。

会社の社長で年商1億円を達成するのと、平社員で年収1億円達成するのではどっちが簡単か。

 

なんとなく、僕らには「常識」というおそらく共通して持っている「モノサシ」があるから、ほとんどの人が同じ答えだと思う。

 

じゃあ、次の問題。

フリーランスのバリスタとして成功するのと、一流大学を出て大手企業に就職するのではどっちが簡単?

 

読んでいる人には申し訳ないが、これは僕のことだ。だけど、みんなの答えは一致しているだろう。

誰しも「一流大学を出て大手企業に就職する」方が簡単だろうとわかっているはずだ。

 

自惚れるな

僕は自惚れていた。会社で働く意味を見出せなかった僕は「フリーランスのバリスタとして成功してやる。」という思いが強かったためにそれが正解だと思っていた。簡単だと思っていた。

けど、現実はあまりに難しい。

相手のニーズと値段と、僕の費用と生活費のバランスが圧倒的に悪い。

今やコーヒー1杯に300円も出せば贅沢だと思われる時代にフリーのバリスタで食っていこうとする方がおかしいだろう。

 

 

自惚れるな。

 

 

問題は解けば解くほど難しい問題も解けるようになる

勉強を頑張った人ならわかると思う。

問題は解けば解くほど身につくし、難しい問題も解けるようになるのだ。

 

僕はまだ22歳の学生なんだから、簡単な問題をたくさん解いていくべきなんだと思った。

フリーランスのバリスタなんて、夢のまた夢。そんなに遠いものではないと思っているけれどね。

ただ、順番や順序というものは確実にあると思う。

 

僕は実力を見誤っていた。簡単な問題をたくさん解いていこう。

 

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

学生バリスタKAZU

明治大学特待生で大学生になるも人生に迷い、スタバとブルーボトルのバリスタに憧れただけでバリスタになった現役大学生。2月にクラウドファンディングを行い、3、4月に日本全国を周りながらコーヒーを淹れる。現在は大学を休学し、バリスタ活動を行いながらフリーランスを目指す。 •https://kazuyoshicoffee.com/barista-profile/